初心者に知ってほしいボリンジャーバンドの手法その1
こんにちは
管理人のロータスです。
今回の記事はボリンジャーバンドの基本的な使い方を話していきます。
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ボリンジャーバンドの基本
前回の記事でボリンジャーバンドは
±2αに95%程の確率で戻って来ると話しましたがこの特徴を使用します。
単純に考えるとオレンジの丸でエントリーすれば利益は得られます。
わかりやすい上にとても単純です。
ですが実際のトレードではそんなに甘くありません!
このやり方はトレンド相場では上手く働きませんし
なにより
価格に勢いが出てくると勢いが出た方向に価格が動きます。
これが1番まずいです。
上記で紹介している方法はオレンジの部分と対称方向のボリンジャーバンドに
向かってエントリーを行います。
この時価格が底値圏だったら買い、天井圏だったら売りと言った方法でエントリーを行うのでもし
ブレイクと呼ばれる価格の流れが出来てしまうと
一気にエントリーした方向と逆向きに価格が動きます。
買いでエントリーしたら価格が下落
売りでエントリーしたら価格が上昇
こんな状況に陥ってしまいます。
これでは損失しか生まれませんよね。
エントリーも逆張りで行うため、損失が出てしまうんですね。
以下の画像はそのまま価格が動いた例です。
単純に下限に達したらエントリーという方法を赤い円で行っていると
見事な下降トレンドが形成され損失がどんどん生まれますね。
ボリンジャーバンドを使用する際で注意すべき事は
・売買ポイントだと思っても単純に考えない!
・価格の勢いを表しているだけなので
エントリーポイントとしては不十分!
という事を覚えていてください(^O^)
ボリンジャーバンドもとても奥が深いので
一概にこれが必勝法!という物がありません。
中には2本、3本引くやり方もあれば、下限若しくは上限を抜けたら
それまでの価格の流れが変化した物とみなしてバンドを
越えた方向へエントリーするという人もいます。
このやり方は今までの説明とは逆になっていますね。
ですが、決して的はずれな物でもありません。
ボリンジャーバンドの価格幅
価格がバンドの幅を抜けるとう言う事は流れが変化しているという事です。
一時的な押し目があると思いますが、大まかな価格の流れは抜けた方向に推移していくと考えられます。
この性質を利用するのがもう一つのやり方です。
価格がバンドを抜けた後にもう一度バンド内に戻ってきたら
一度抜けた方向にエントリーする
これはどちらかというと日足位の時間足が有効だと思います。
ただ注意点もあります。
経済指標の発表等で急激に動いたらすぐに反対方向に戻る場合もあるので注意してくださいね(^O^)
やり方はいろいろありますが自分なりに工夫してみましょう!
次回は2本バンドを設定した場合の有効な使い方を話していきます。