[ROOKIE OF TRADE]第七巻移動平均線+MACDを使いこなすためのテクニックその1
こんにちは
管理人のロータスです。
前回の記事の移動平均線+MACDの見るべきポイントについて話していきます。
エントリーポイントの判断
前回の最後で画像にある円はなぜポイントとして認識されているのかを考えてくださいと
話しましたが、考えてもらえたでしょうか?
前回と同じ画像ですが、今回は黄色の円について詳しく話していきます。
一番左端にある移動平均線の黄色の円ですが、これは画像の中でもトップクラスのポイントになっています。
主な理由は
① 3本の移動平均線がローソク足の同じ部分を上から下に抜いている事
② それまでレンジ相場が長く続いていてレンジブレイクする為の
エネルギーが溜まっていた事
③ ローソク足のヒゲが上に長い事
以上になります。
それぞれの特徴とは
①番の理由ですが、それぞれ値の違う移動平均線を表示していて便宜上、
青線を短期線、オレンジ線を中期線、赤線を長期線と呼びます。
この3本は移動平均線の記事でも話していますが価格の方向を見るのに使用しています。
3本同時に価格を上から下に更新したと言う事はこれから下降トレンドに
入りやすい傾向を示しています。
(入りやすいというだけで決めつけないでください)
しかし、黄色円の前でも上から下に価格が何回か下に抜けてきています。
ぶっちゃけると、ここでも構わないのですが少しエントリーの理由としては弱いです(^O^)
弱い理由なんですがローソク足にあります。
下の画像のオレンジ円は上文に書いてある③番と真逆になっているローソク足になっています。
僕は常に終値が確定してからエントリーする事を考えているのでローソク足を見た時
まだレンジを抜けないんじゃないだろうかと考えました。
ですが時間が経つと青い円でヒゲの長いローソク足が出たのでエントリーをしました。
ローソク足のヒゲが上に長いという事は一度その価格に到達した事になります。
ですが価格が下落してきたのでヒゲという形が現れたんですね。
この到達したが終値で確定しなかったという点が非常に重要になります。
ローソク足の終値が確定しないで形成されたという事はその価格が今の時間帯では
高値として意識されている所になります。
FXはなるべく高い価格で売りたいので上にヒゲが長いローソク足は高値圏にあると
判断されやすくなります。
これで最初に話したエントリー条件の1つであるローソク足のヒゲが上に長い事を満たしますね。
最後に②番の条件であるレンジ相場が長く続いていてレンジブレイクする為のエネルギーが溜まっていた事
この部分ですがこれはチャートみればトレンドかレンジかだけに判断なので簡単だと思います。
最後に下のMACDですが、これもエントリーの裏付けとなっています。
MACDは移動平均線で導き出しエントリーポイントをさらに自信をつける為に
見ているので多少違っていてもあまり気にしないでください。
MACDの自信を裏付ける為
MACDは現在の価格が売られ過ぎ、買われ過ぎを判断する目安として使用しています。
ですが、全てのインジケーターに言える事ですが1つだけの根拠でエントリーすると
大概勝てません。
なので必ずトレンド系のインディケーターと組み合わせをして使用してください。
今回の場合であればレンジ相場からのブレイクしたトレードになります。
さらに言うとMACDを見る場面はレンジ相場のみだけです。
トレンド相場は移動平均線を見ていますのでMACDを見る必要がありません。
必要な所で必要な部分のみで使用することが使いこなす近道ですね。
もっともレンジ相場で今まで動いてきた価格の方向と逆に動いていたらMACDの出番になります(^O^)
今回黄色円でエントリーできなかった時にもMACDを見る事でエントリーする自信が付きます。
いかがでしょうか?
最初の内は難しいと感じるかもしれませんが大した事はやっていないので後は慣れですね(^O^)
次回は押し目でのポイントについて話していきます。